フランス切手の 「BOITES MOBILES」 消印
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ジョージさん、今回はそれ程重要ではありませんがちょっと不思議な発見をしたテーマ=フランス切手の 「BOITES MOBILES」 消印=所謂、移動郵便箱に関する消印について紹介します。
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この制度は1862年に郵政当局の通達によって導入されましたが1865年になって漸く一般的になりました。 その要旨は郵便局の無い僻地からの郵便物を取扱うため、古くは郵便馬車(上図参照)、またローカルの鉄道車両などに取り外し可能なポスト(移動郵便箱)を設置してその地域の郵便路線の各ポイントで回収、分類、配送、ポストの再設置などの作業を行う制度でした。 当初は CACHET 15 と CACHET 22 の二タイプの日付印(二重丸の上部に局名、下部にBOITE MOBILEの文字かその略字を入れたもの)が証示印として使用されました。(抹消は[点描菱形に数字]の印)
しかしやがて1867年になるとこれ等日付証示印は廃止されてしまい、もっと簡単な、楕円形の中に B M という BOITES MOBILESの頭文字を入れた印が採用され1910年頃まで長期間使用されました。 理由はあくまで推定ですが、費用の節約ではないかと思います。 もっとも長い間使用されたと云っても数は多くはありません、と云うのは同時期にかの CONVOYEURS STATION と CONVOYEURS LIGNE の印を使用する制度が始まっていたからです。 (LOCAL な鉄道線での郵便物の集配にはかなりオーバーラップする部分があったからだと思います) 下記にそれ等の印影並びに私蔵の実例と文献からの参考使用例を紹介します。
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さてジョージさん、最後にこのテーマに関して、いささかミステリアスな、サージュ切手関連での新発見の事実をお知らせします。 その内容は下図に詳しく説明を載せていますので、参照してください。 また他の2枚の参考図も掲載します。
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上図のArmand MATHIEUの消印評価カタログを、ジョージさんも一度くまなくチェックしてみてくだされば、この二種類の消印評価がMARSEILLE以外には見当たらないことが判ると思います。 私蔵のサージュ切手消印コレクション数千枚のなかにも上に紹介した僅か2枚しかない不思議な消印の切手です。
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このテーマの記事はこれにて終了とします。
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