親愛なる蒐友に捧ぐ・・・・
日本切手蒐集30年のベテランのジョージさんが、ひょんな事から、フランス切手のピース&コマースの消印に興味を持ち、フランス語の電子辞書まで買って、その研究にのめり込むのを見て、老い先短い爺も何かお役に立てばと、この「ブログ」を始めることにしました。 ブログのテーマに述べている様に、郵便史的ではなく、「つれずれなる」ままに、私の所有する切手の実例を示しながら、このシリーズの消印の多様さを紹介しようと思います。 (学術的な研究をしたい人には、スイス在住の Guy Maggay 氏の 有名なHPをご覧いただくのが、お薦めです。 http://marcophilie.org/index.html )・・・・・・・(<--こちらのHPから、このブログへ戻るにはブラウザーの「戻る」矢印を使用してください)
この所謂 「サージュ・シリーズ」 切手は、1871年の普仏戦争でプロシャ(ドイツ)に敗れたフランスが、1876年に新切手を発行するにあたって、それまで「セレス」像ばかりが続いたので、新鮮な図案を求めて一般から公募する形がとられ、首位当選した、J.A.Sageと言う人の図案(たぶんラフな素案=平和と商業の像)が採用される事になり、印刷庁(?)の専門家である E.Mouchonにより 印刷原版のデザインと彫刻がなされた様です。
このシリーズが1876年3月27日に始まるのと同時に、日付抹消印が導入されたため(1876年4月1日)、消印のほとんどが日付印ですが、その種類は実に多種多様で、変化に富み、その専門書もあってマニアの評価の基準になっています。私は無声印よりは、どちらかと云うと日付抹消印が好きです。 日付と局名を見ていると、都会の片隅や、僻村の小さな郵便局で、切手が使われた状況が想像出来、過ぎ去った年月の重みが、実感出来るからです。・・・・・
この切手シリーズが発行、使用された年代1876年―1900年は、丁度日本では旧小判(1876年)から菊(1898-1900年)に至る時代で、共に郵便業務の飛躍的な拡大の時期に当たります。 このシリーズ全発行枚数は定かではないが、恐らく十億を優に超えると思われ、未使用はかなり少なく、高価である一方使用済みはごまんと残っており、そのほとんどが消印の読めない駄物です。 短片上に残るいわゆる満月消しは意外と少なく、珍しい消印となると蒐集するには結構大変です。 ページ・トップに紹介した切手類は私のルーズリーフからひょいと選んだもので、結構綺麗だなーと、自画自賛です。(笑) 大分長くなりましたので、続きは次回に・・・・・
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