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2009年6月26日 (金)

オーラを放つ逸品・その27

  *これぞほんもの。 異論はありません・・・・・

そうです。 これぞ真のオーラを放つ逸品です。 もちろん、私も初見の抹消印です。 その消しの鮮明で姿の好いこと! まさに云う事ない逸品です。・・・・・・・

[ 以下、週末恒例のジョージさんの投稿記事です ]

    Kikugunji1_2

オーラを放つ逸品

記録を更新することのうれしさ

データ:菊軍事3銭貼櫛型SHANHAIKWAN9.1.12 I.J.P.A

→岐阜・竹ヶ鼻45.1.14
 これはつい先頃のヤフオクで入手したものですから、ご存知の方もおありかと思います。 このエンタの消印が欧文印だったので、中国の使用例と考え、一応の入札値で仮押さえをしました。 まあ、犬が電柱にオシッコをひっかけてテリトリーを主張するようなものですね。 今まで菊軍事のエンタを2通ほど入手しましたが、ありふれた消印だと、すぐに飽きてしまって手放してしまいます。 やはりそれなりのプレミアムがないと、ゼネラルでも面白みがありません。 この時点では、普通の山海関の使用例として気楽に考えていました。 ・・・そして、いつものように山海関の櫛型欧文印について文献で調べました。 すると、普通の山海関局はC欄 I.J.P.Oであり、C欄 I.J.P.Aは灤(らん)州という山海関の出張所であることが分かりました。 わずか1字違いが何倍もの価値の違いになるのですから、切手収集は奥の深いものです。 この局では、普通の櫛型印と中国特有の時刻入り櫛型印とが一時期は混在し、しかも普通の櫛型印は確認されている使用期間がわずか6ヶ月間でした。 確認されている印はゴム印だけです。 最初期使用例は1月29日と記載されていますから、このエンタは記録を20日更新しています。 加えて開局の公示はなかったらしく、脚注には「秘密局らしい」とまで書いてありました。 以上のことから考えると、この使用例は日本中にも、ほんのひと握りしか存在せず、しかも最初期使用の記録更新というとんでもないプレミアムがついていることを知りました。 この時点で、気楽な入札値が落札希望値に様変わりしたのは言うまでもありません。 終了の2時間前に一度高値更新されました。 入札された方の評価履歴からこの方の収集分野を見てみますと、中国の軍事郵便や中国での使用例を熱心に集めておられることが想像できました。 このような逸品はこの方のコレクションにあるべきと考え、一時は身を引こうと思ったのですが、消印の魅力に抗しきれず、再入札してしまいました。 もし、それ以上の値段を入れてこられても再々入札などという失礼なことはいたしません、と誓ったことは申すまでもありません。 結果は、その後誰の寄り付きもなく、103000円で落札できました。 ・・・エンタの差出人は山海関派遣隊に所属する軍人さんでした。 

                                   Kikugunji2_2

どうもこの局は兵営内に設置されていたような気がします。 また、切手には髪の毛が挟まれています。 (拡大して見てください)

                                 Kikugunji3_2

偶然ではなく、軍人さんが何らかの意図をもって、髪の毛を送られたのかもしれません。 異国での軍事行動でどのような任務に就かれていたのか、残念ながら私の平和ボケした頭では想像すらできません。 それにつけても、近年のイラクを例にとっても分かるように、戦後処理の難しさという歴史の重みがズシリと伝わってくるエンタではあります。

ヒロジージの追記

本日アクセス数が目出度く 20,000の大台にのせました。 これも一重にジョージさんはじめ読者の皆様の熱いご支援のお陰と感謝しております。 この記念すべき日にこの素晴らしい「逸品」を投稿くださってブログを飾っていただきとても嬉しく思っております。

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