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2009年7月 8日 (水)

フランス切手の 「ORIGINE RURALE」 消印

ジョージさん、今回のテーマは一連のシリーズで紹介漏れとなっていた、フランス切手の 「ORIGINE RURALE」 消印についてですが、資料も少ないので極簡単に述べたいと思います。

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この消印は上図に説明するように [ POSTE RURALE ] 所謂僻地での郵便集配に関する消印類の中の一つです。「ORIGINE RURALE」 の消印1836年に導入され1912年まで使用されました。 農村など僻地を巡回する郵便配達人に差出人が直接手渡したときにのみ使用され、この印で切手を抹消した時は郵便局を経ずに直接宛名人に送られる規則になっていたそうです。 しかし実際には余白に証示印として押され、後管轄局の抹消印が使用されるケースの方が多く見られます。 直接この印で抹消されたエンタイアは希少で高価です。

下記にサージュ以前の使用例と評価表、並びにサージュ切手の使用例及び種まき切手のエンタを紹介します。

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上図種まき切手のハガキはその典型的な使用例だと思います。差出人は GRAINVALのHOTEL に宿泊中の女性(多分)で,丁度ホテルに配達に来た郵便局員(多分FECAMP局)に直接ハガキを手渡し、FECAMP 在住の女性 (娘か?) 宛に送ったと推理しました。 文面は印刷物扱いなので簡単に “ BONJOUR DE GRAINVAL MAMA ” とだけ書かれています。 慣用句なのか、正確な意味は解りませんが “ こんにちは、GRAINVAL にて ママ ”くらいの意味かな? どなたか詳しい人の助言が欲しいです。

さて下図は 「BOITES RURALES」 云ってみれば田舎の郵便ポストでしょうか。 日本にも函場印が使用された制度がありましたが、同じようなものでしょう。 通常は円の中に A、B、C、・・・>H 等、設置数に伴ってアルフアベットで表現されています。 ここに載せたのは四角の中に [ ] で変ったものですが、推定ですが料金受取人払いの時のものかな? とちょっとあやふやな解釈です。 大きなダブlルの線書き数字は郵料不足印で1850>1859年の間、不足切手が採用されるまで使用されていました。

     Prurale7

「ORIGINE LOCALE」 に関する資料は残念ながら所有していませんので、説明だけになりますが、この印は1868->1900年頃までと長期間使用されています。 地方都市の一定地域で郵便配達人に直接手渡した郵便物に押され、該当地域の郵便局を経ず、直接受取人に配達されるのが規則でした。 想像するに、郵便配達人がこれから回る地域を知っている差出人が直接郵便物を持って行ってもらう時に使用されたのだと思います。 この印は [ OR ] 印よりは一般的と云われていますが実感からすると少ない様な気がします。

このテーマの記事はこれにて終了です。 次回は「BOITES MOBILES」 即ち「移動郵便箱」について紹介したいと思います。

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コメント

フランス人の発想は豊かですね。「こんな制度があったらいいな」が次々に実現しているようです。OR印は知り合い同士が「ついでにお願いね。」と手紙を託しているような牧歌的な情景が浮かんできます。確かに局を経由しないので単片ではデータが読めず、面白みに欠けるかもしれませんが、日本にもこんな制度があったらいいなと思ってしまいました。

投稿: ジョージ | 2009年7月 8日 (水) 18時50分

ジョージさん、コメント有難うございます。全く同感です。実は種まき切手5c貼りのハガキはこの記事を書くので、改めて良く調べたら説明のような状況が判明したのです。それまでは、ああ、「OR」印が押してあるのでちょっと変ってるな位でほってあったのです。eBayで購入した時は年賀印かなと思って落札していました。私も随分とアバウトだなーといまさらながら驚いてます。

投稿: ヒロジージ | 2009年7月 8日 (水) 19時21分

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