フランス切手あれこれ

2008年11月24日 (月)

フランス切手の満月印

    ジョージさんの「菊切手・選り抜き一種一点」に刺激されて、私もなにか派手に満月消印の切手をご披露したいと思いました。 本来であれば、前回に続いて、年賀の特殊消印について、話を進めるのが筋ですが、そこはそれ、「つれずれ草」故、違ったテーマで、気分転換も悪くはないと思うのですが。 日本切手の収集界は云うまでも無く「満月印党」が広く行き渡っていますが、フランス切手の収集界にも満月印の魅力に取り付かれた人達が結構多いのです。 下に紹介するのは、2年前、英国の某オークショニアから落札したロットの一部(オークションページの見出しの写真)で、全部で1200枚余の買い物でした。 ナポレオン、セレス、サージュから、MERSON、種まきにいたる年代の珍しい消印の切手を含む良質な内容でした。 日本でいえば、手彫り末期から、小判、菊、大正にいたる同年代の切手ですから、これが日本切手でしたら、興奮もので、こんな風な売りだしはあり得なかったでしょう。 これ等の切手を収集していた人は恐らく英国に住み、フランス切手の消印に魅せられて、その生涯を終えた老人ではなかろうかと、想像しています。 まあ、いずれ、この中の好ましい切手達について取り上げて行きたいと思っています。 (写真は拡大できます)

       

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2009年2月 6日 (金)

「シャロンの偽切手」{faux de Chalons}

さてジョージさん、今日は例の 「シャロンの偽切手」 についての話をお題にしましょう。 忘れもしません、フランス語の電子辞書を買ってはじめて引いてみた単語がセレス・カタログの { faux de Chalons }と話してくださいましたね。 実は、先日さるブログの読者から、サージュの青15c切手・C-90 と C-101 の違いについて尋ねられました。 下記の図はその時に説明に用いたものです。 C-101 が出現した原因となった青15c切手・C-90の流通を目的とした偽造の話を述べたのですが、今日はその偽切手の特徴などについて詳しく紹介したいと思います。 蒐集家向けの偽造は日本の手彫切手を始め、スピロ、フールニエ、スペラッテイなどの作品が有名ですが流通を目的とした偽造切手では、日本の菊切手の10銭と20銭があり、残存数が少なく高価に取引されているのは勿論ご存知ですよね。 ちなみに、サージュ・シリーズはフランス切手の中で最も偽造の難しい切手で、この 「シャロンの偽切手」 が唯一のものだそうです。

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下の写真はサージュの青15c切手・C-90が貼られた CHALON-S- SAONE の消印があるエンタイアです。しかしこれは残念ながら偽造切手ではありません。(笑)・・・・(さるオークションサイトに出ていた写真です)

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さて、下記に紹介するのが、私のコレクションのリーフの写真です。 説明にある文章は1974年版イベール専門カタログの記述です。 リーフの写真をそのままコピーしたので、細部が見難いかと思いますが、拡大して見てください。 私蔵の偽造切手は使用済が2枚ありますが、いずれも消印が不明瞭で価値は余りありませんが、参考資料としては充分かと。 

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余談ですが、先に述べたフールニエの精巧な偽造切手(フランスの殖民地切手)を掴まされた話を、近い内にお題として取り上げたいと思っています。 乞う、ご期待・・・・・

               

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